おでん教室
おでん七変化
いまや年間を通じて誰にでも人気の高いおでん。昔は冬場だけでしたが、現在では1年を通じて食べることができます。季節によってそれぞれ違った味わいがあるのもおでんならでは。和風、洋風、エスニック風などに変化できるのが魅力です。
和食料理人 野﨑洋光や香取薫さんのレシピも掲載しています。
洋風・エスニック風おでんにアレンジ
おでんは和風だけではなく、洋風やエスニック風にしてもおいしくいただけます。ぜひ一度、お試しください。
和食料理人 野﨑洋光の和風おでんカレンダー
和食料理人 野﨑洋光ならではの調理方法で、四季を愛でながら、練りものと旬の素材を“おでん”で楽しめる、12のレシピを紹介します。華おでん・もみじおでん・粕おでんと、目にもおいしいレシピです。
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1月「睦月おでん」
初春らしく雪景色に初日の出が昇る情景をイメージし、はんぺんの中にカニ風味かまぼこを入れた主役の練りもので華やかに日の出を、豆乳で雪景色を演出しました。
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2月「粕おでん」
寒いこの季節にポカポカ。ほんのりと苦みのある芹(せり)と、噛みごたえのある根菜類がたっぷり入ったおでんです。
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3月「華おでん」
はんぺんや昆布を花型で抜き、仕あげにはほうれん草をすり流して、春らしさを演出しましょう。
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4月「たけのこおでん」
旬のたけのこや、わかめ、ふきなど、春らしい食材の旨みと香りを楽しむおでんです。
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5月「かしわおでん」
緑茶をだしの代わりに使った、初夏の味わいのおでんを紹介します。種ものには、端午の節句に食す“柏餅”にかけて、“かしわ(鶏肉)”を使いました。
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6月「水無月冷やおでん」
初夏の食卓にぴったりの、冷やしておいしいおでんです。煮込まずに短時間で仕あげるのが特徴で、素材が持つ本来の味わいを楽しめます。
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7月「文月冷やおでん」
胡麻をたっぷり使った冷や汁をアレンジしました。トマトがもつ酸味と大葉の香りが楽しめる野﨑流冷や汁は、爽やかな清涼感が味わえます。
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8月「葉月冷やおでん」
おでんの原型である田楽をイメージして、種ものを串に刺し、ほどよく冷やしました。“目に涼しく、喉に涼しく”は、夏料理・夏肴の重要な要素です。
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9月「ご飯田」
「御飯(ごはん)」と「御田(おでん)」を掛けあわせ「ご飯田(ごはんでん)」。おでんはもともと、煮込んだ田楽に味噌をつけて食べていました。ここに「御飯」を掛けあわせました。
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10月「もみじおでん」
おでんは、江戸時代に練り味噌をつけて串でいただく田楽味噌が始まりでした。味噌ごとにその家庭独自の味わいになる「手前味噌」をお楽しみください。
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11月「きのこおでん」
深まる秋の香りを楽しむ「きのこ」を使ったおでんです。きのこは、素朴ながらも旨みが十分に含まれる素材。ふっくらとしたはんぺんとあわせることで、きのこの食感を楽しむことができます。
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12月「海鮮おでん」
到来物を上手に使用したおもてなしの料理です。産地から届いたばかりの極上の素材は、必要以上に手を加えずに素材がもつ旨みをそのまま味わいましょう。
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鉄則! おでん七変化
- おでんは和風だけではない。エスニック風もおすすめ
- おでんは熱々だけではない。冷たいおでんも格別の味
- おでんは冬だけの料理ではない。アレンジ次第で1年中
- おでんはだしで煮込むだけではない。ディップでも楽しめる
- おでんの器は土鍋だけじゃない。小鍋やガラス器もおしゃれ
- おでんは煮込むだけではない。火を使わない調理法も
- おでんは普段の食だけではない。パーティーでも楽しめる