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株主・投資家の皆様へTop Message

ご挨拶

株主・投資家の皆様、お客様、お取引先様をはじめとする全てのステークホルダーの皆様には、平素より格別のご支援とご高配を賜り、心より御礼申し上げます。

紀文グループでは、世界規模で顕在化する食に向けた様々な潮流やニーズの多様性、品質や衛生管理に裏打ちされた安全・安心に適応する商品やサービスを、国内外に向けご提供してまいりました。 さらに将来に向け、着実な成長と足腰の強い企業体質を構築するために、2021年度から3カ年の『中期経営計画2023』を策定し、実行しております。 『中期経営計画2023』では、活動の基本方針として「創造と改革により成長性と収益性のある企業グループ」となることを掲げております。その実現に向け、具体的に次の3つを取組み方針として、事業運営してまいります。

1,国内食品事業の安定成長と、成長ドライバーである海外食品事業の拡大による「成長の加速」

2,コスト競争力のある強靭な企業体質の構築に向けた「経営効率の改善」

3,財務体質の強化とともに、社会課題を解決しつつ持続可能な社会の実現に向けた取組みを両立させる「経営基盤の整備」

紀文グループは、持続的な成長と社会課題の解決を軸としたESG課題への対応を両立すべく、重点的に取組むべき重要事項(マテリアリティ)を特定し、「2030年の姿」として目標を設定したうえで実現に向けた施策を遂行しております。 具体的には「温室効果ガス排出量の削減」「食品ロスの削減」「持続可能な調達」「プラスチック使用量の削減」「人材育成」の5項目で、事業環境におけるリスク低減を図るとともに収益機会と捉えて、環境、社会、そして企業統治を念頭に置いた経営を推進してまいります。

また2022年には気候関連財務情報開示タスクフォース(TCFD)への賛同を表明し、直面する気候変動を要因とする事業的なリスクと機会を認識し、そこに向けた対応策を検討し実行することで、中長期的に安定した成長と企業価値の向上を図ります。 さらに「企業は人だけ」の考え方を基盤として、紀文グループの中長期での成長のカギとなる人的資本を充実させるべく、引き続き人財への投資を積極的に行ってまいります。

今後も、主要事業・分野での業容拡大に向けた展開と、持続可能な社会の実現に向けた活動を通して、ビジョンである「食を通じておいしさと楽しさを提供し、お客様の明るく健康な生活に貢献する会社」となるよう、紀文グループ一丸となって取組む所存でございます。

お客様、お取引先様、株主様をはじめとする全てのステークホルダーの皆様には、紀文グループのさらなる成長にご期待いただきますとともに、今後とも変わらぬご指導とご鞭撻を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。

2023年6月

株式会社紀文食品

代表取締役社長 堤 裕