紀文では1994年から「鍋白書」を毎年発表しています。1997年からの調査項目である鍋料理食卓登場率の2021年版鍋白書の結果は1位「おでん」2位「すき焼き」3位「キムチ鍋」の順で、おでんは23年連続でトップとなりました。また好きな鍋ランキングでも「おでん」は常に上位に入り、まさにおでんは日本の“国民食”。
へルシーな食材を麺状にした「磯小鉢®」「とうふそうめん風」のヘルシー麺シリーズに2013年「糖質0g麺」が仲間入り。健康や美容に考慮して糖質摂取に気を遣っている方から好評をいただき、欧米でも人気上昇中です。糖質0g麺には平麺・丸麺・細麺の3種類があり、様ざまな料理にアレンジできます。
2009年「チーちく®」が農林水産省の“世界が認める輸出有望加工食品40選”に選出されました。これは駐日外国大使館員など在日外国人の審査により海外の方の味覚に合う日本の加工食品を選出するコンテストです。紀文の練り製品が世界中で愛される味となっていることが実証されたといえるでしょう。
1979年 “家庭で温めるだけでおいしく食べられるうなぎ蒲焼“「うなぎや」を発売しました。そのおいしさと簡便性からロングセラー商品となっています。家庭でうなぎ専門店の味を召しあがっていただきたいと考えていた開発者は「お湯で焼く蒲焼」をひらめき、発案からわずか2か月で店頭に並びました。
おせち料理の蒲鉾は日の出を象徴し、紅は慶び、白は神聖を意味するとされています。1979年から毎年調査しているおせち料理の喫食率のランキングで、雑煮・黒豆・数の子などを抑え、蒲鉾は1979年よりほぼ1位。このおせち料理用蒲鉾の1年間の製造分を並べると881㎞で東京−福岡間の距離に匹敵します。
アフリカ原産のごまが奈良時代に伝来後、僧侶の貴重なたんぱく源として精進料理などに活用され「ごまとうふ」が誕生したといわれています。紀文の「ごまとうふ」には、1個当たりセサミン70mg、ごま本来の香ばしい風味が楽しめます。紀文の風味とうふは、「玉子とうふ」「枝豆とうふ」もラインアップ。
笹の葉に似ていることが呼び名の由来とされる笹かま。また、七夕には願いを短冊に書き笹竹に吊すという風習があります。宮城県蒲鉾組合連合会と紀文では、七夕のいわれにちなんで7月7日を「笹かまの日」と制定。七夕の日に笹かまを食し夜空を見上げ願いを唱える……素敵な一夜をお過ごしください。
※「笹かま」は、登録商標です
“本当においしいおでんをご家庭で作っていただきたい“そんな思いで考案したのが「おでんタイムテーブル」。たった45分では短いのでは?とお考えになるかもしれません。長い時間煮込むと煮詰まり、練りものの味わいも抜ける原因に。この45分という時間と種ものを投入するタイミングがおでん作りの秘訣です。
タンパク質という言葉は、「第一なるもの・主要なもの」を意味する古代ギリシャ語に由来しタンパク質は最重要の栄養素であることが認識されていました。紀文では魚肉から練り製品、大豆からとうふそうめん風、畜肉から肉餃子、鶏卵から玉子とうふなど4種の素材のタンパク加工技術の研鑽をしていきます。
伝統的な製法の塩辛は、生イカの保存のために塩と内臓を加えて長期間漬込む保存食で塩分濃度が10%以上のものがほとんど。紀文は高まる減塩志向を受けチルド商品のパイオニアとして減塩の研究を重ね、今では半分程度の減塩に成功。まろやかでコクのある味わいの紀文の塩辛は“通”もうなる一品です。
紀文は築地市場で海産物卸売りなどを開始しその後練り製品の対面販売に事業展開。その品質が評判を呼び百貨店に進出、時代を経て売り場の主流はスーパーになりましたが、現在も、築地で創業の心や伝統の技など紀文の魅力を伝える旗艦店として、「築地総本店」は築地のランドマーク的存在となっています。