鍋教室 一覧
基礎
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鍋の道具
鍋の基本的なかたちは「浅くて口の広いもの」。それは、さまざまな材料がひと目でわかり、四方から取りやすいからです。ほかにも“鍋王国”の日本には、それぞれの料理の特徴に合わせた専用鍋があります。
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鍋料理の分類
鍋を大きく分類すると3つのタイプに分かれます。1つ目は「水煮タイプ」。湯豆腐などが有名です。2つ目が「薄味で煮るタイプ」。おでんなどがまさしく代表選手と言えるでしょう。そして最後は「濃い味で煮るタイプ」。ついごはんが進む、すき焼きなどです。
生活
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5色鍋でヘルシーに
「食材5色バランス健康法」というのをご存じですか。「赤」「白」「黄」「緑」「黒」の5色に分類した食材をバランスよく食卓に並べることで、バランスよい食事ができるという健康法です。鍋でぜひ試してみてください。
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小鍋で楽しむ鍋
忙しい毎日を送る人にとって、「手は抜かずに、手間を省く」料理は大きなポイントの一つです。準備や調理が簡単で、見栄えのする鍋料理は心強い味方。栄養士・料理家の藤原奈津子さんに、シンプルでおいしい小鍋の作り方を聞きました。
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野菜をたっぷり味わう鍋3種
紀文が調査・発表している【鍋白書】2019年版で「鍋を用意するとき、重視することは?」の質問に「野菜がとれるようにする」が第1位。野菜不足になりがちな現在、「野菜鍋」なら野菜をたくさんおいしく食べることができます。料理研究家・植松良枝さんに、おすすめの「野菜鍋」を聞きました。
歴史
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鍋の歴史と分類
土器の発明、これが調理器具としての「鍋」のはじまりです。「鍋料理」は、囲炉裏端での調理、江戸期の「小鍋立て」を経て発展していきます。硬い食材を鍋で煮ることで消化吸収をよくし、汁に溶け出した栄養素ももれなくいただく。人間のすばらしい知恵。さっそく鍋の歴史をひも解いてみましょう。
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江戸時代に発展した鍋料理
江戸時代になると、鍋を調理用としてだけでなく食器としても使用し、鍋で食材を煮て、そのまま食卓で食べる料理が普及します。アサリ鍋、豆腐鍋、ねぎま鍋、どじょう鍋などが有名。今回は「ねぎま鍋」を野﨑洋光先生に作っていただきました。
文化
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鍋と日本酒の相性
日本酒には本醸造、純米、吟醸など、さまざまな種類があります。では、鍋にはどのような日本酒が合うのでしょう。お酒と料理とのペアリングに詳しい、日本酒ソムリエの千葉麻里絵さんに、鍋との相性についてうかがいました。
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「ウチの鍋って、へん!?」
わが家では当たり前の鍋のスタイルが、意外にローカルルールだったりしますよね。知人の家でその家の鍋を見てびっくり!そんな経験ありませんか? そこで、すき焼き・しゃぶしゃぶ・おでん・寄せ鍋・水炊きの定番の鍋について「わが家のルール」を全国の主婦の方々にお聞きしました。東西の地域差が見受けられる具も浮かびあがりました。
地理
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ご当地鍋マップ
日本の冬に鍋はつきもの。海山の幸に恵まれた日本各地に、地域自慢の鍋があります。たとえば、石狩鍋(北海道)、きりたんぽ鍋(秋田)、芋煮鍋(山形)、あんこう鍋(茨城)、ほうとう(山梨)……。マップをながめて、食べてみたい鍋を探してみませんか。
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世界の鍋
「鍋」は日本のみならず、中国・台湾・韓国・タイなどのアジア地域はもちろん、ヨーロッパやアフリカなどにもあり世界中で食されている料理です。「鍋を囲む」という楽しみ方を人類は見出し、「温かい食を共有する実感」を得られるからこそ、鍋は発展し愛すべきメニューとして存在しているのではと森枝さんは語ります。