練りもの教室
練りもの図鑑 つみれ
- 株式会社紀文食品
すり身をつみ取りながら湯に入れて作るため、「つみいれ」から、つみれと呼ばれるようになりました。イワシ、サバ、サンマ、アジなど、赤身魚を原料としたものが多く、濃厚な魚の旨みがあり、汁ものや鍋ものに最適です。
作り方
歴史・特性・豆知識など
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つみれの歴史
魚肉を練って湯の中で固めるつみれに似た練りものは、江戸時代にはすでに作られていた。名前の由来は、摘み入れ(つみいれ)から転じたもので、当時は練った魚肉を指で摘まんで湯に茹でて作ったためと言われている。つみいれ、うけいりなどの名があり、その製法の例は『宗五大草紙』(1528年刊)にも見られる。
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つみれのエクボ
熱の通りをよくするため、中心に凹みをつけて成形する。つみれの形状は、中央部がへこんだ団子状のものが一般的であるが、へこみのない団子状のものもつみれと呼ぶことや、単に団子と呼んでつみれと区別することがある。
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おでんにつみれを入れる県
おでんを家庭で作る時によく入れる具(たね)をアンケートすると、つみれをいれる県のベスト5は茨城県、神奈川県、埼玉県、福島県、石川県。
栄養
練りものとしてはエイコサペンタエン酸;EPA,ドコサヘキサエン酸;DHA脂質含量が多い。
100g当たり | エネルギー kcal | たんぱく質 g | 脂質 g | 炭水化物 g | 食塩相当量 g |
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つみれ | 104 | 12.0 | 4.3 | 6.5 | 1.4 |
レシピ例
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つみれを使ったお弁当メニュー例「つみれのキムチチャンプルー」
鍋の喫食ランキングでも上位を占めるキムチ鍋の具材は、ニラとお肉が定番。このつみれチャンプルーはキムチの素で肉の代わりにつみれとニラを炒めたヘルシーな一品。