トップメッセージ
食を通じて おいしさと 楽しさを提供し、お客さまの明るく健康な生活に貢献します。

株式会社紀文食品 代表取締役社長 堤 裕
紀文食品は1938年に東京・八丁堀で米販売業として創業し、築地に拠点を移し海産物卸売りを経て、水産練り製品の製造に着手しました。この85年を超える歴史の中で、私たちはたくさんのチャレンジをしてまいりました。
創業者の「お客さまに少しでも良いものを新鮮なうちにお届けしたい」との思いから、商品のパッケージ化、すり身の開発、チルド物流網の確立など練り製品の製造・販売の礎を築き、この後、ロングセラー商品「チーちく®」「魚河岸あげ®」、健康志向にお応えした「糖質0g麺」など日本の皆さまの記憶に残る多種多様な商品を提供し続けてまいりました。
これら、チルド食品の製造・販売を中核とした幅広い事業を推し進め、1938年の創業以来、グループとして売上高で1,000億円を超える企業集団となりました。
これも、多くのお客さまからご愛顧いただき、紀文グループ各社が連携して創業以来のスピリット「革新と挑戦と夢」を継続してきたことによるものと考えております。
また、紀文グループには、「疑わしきは仕入れせず、製造せず、出荷せず、販売せず」という、ものづくりの理念があります。今から半世紀以上前、「食の安全」という言葉が一般的になる前から、社員一人ひとりに貫かれている哲学です。安全でなければ真においしいとは言えないという信念と、お客さまと時代のニーズに応えたおいしいものをお届けしたいという思い。これらを原動力として、今後もすべての経営活動において、絶え間ない努力を重ねてまいります。
紀文グループでは、創業100周年での紀文グループの目指す姿「総合食品グループ」「開発型企業」「グローバルカンパニー」の実現と企業価値向上を目指し、2024年度から3カ年の『中期経営計画2026』を策定しました。これまで私たちは、世界規模で顕在化する食に向けた様々な潮流やニーズの多様性を捉え、品質管理と衛生管理に裏打ちされた安全・安心な商品やサービスを国内外に向けご提供し、お客様の明るく健康な生活に貢献してまいりました。 これからも将来に向けた企業価値向上の取組みと、持続可能な社会の実現に向けた活動を両輪として、ありたい姿である「日本の食の力で Well-being な世界に貢献する食の総合グループ。」へ到達するよう、国内はもとよりグローバルに食に関する事業展開を通じて、皆さまのウェルネスライフをサポートしていきます。
今後とも、紀文グループへの変わらぬご支援とご指導を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。