



おせち料理レシピ
基本のおせち
Basic




おせちには、その家に代々受け継がれてきた味もありますが、それは家族の成長や暮らし方の変化で少しずつ味や形も変わっていくものです。
夫婦2人だけ、家族4人、それとも実家に帰って大家族で・・・。今泉久美さんに現代の食卓に合う基本のおせちと、集いを彩るもう一品を教えていただきました。



【基本のおせち 3品】
覚えておくと安心の手作りしやすいおせち料理3品です。




- 根菜の煮物Konsai no nimono
- 下ごしらえを丁寧にちょっとの手間をかけて

- こんにゃくは両面を焼きつけると食感もよくなり、味がしみやすくなります。

- 鶏肉は、みりん、黒酢、醤油で下味をつけると、柔らかい食感になります。
【お正月の集いを彩るもう一品
肉や魚のおせち】
肉や魚を主役にしたおせちは、集まる人の好みに合わせて用意したいもの。
作りやすく味わい深い、みんなが大好きなおせちを教えてもらいました。



- 生鮭、鰆の
はちみつ味噌漬けGinger, salmon honey miso pickles - はちみつを使ってふっくらと

- つけだれにはちみつを使うことで減塩ができ、ふっくら仕あがります。
- ※はちみつを使用しているため、1歳未満の乳児には与えないでください。


- 豚肉肩ロース
はちみつ醤油漬けPork shoulder loin honey soy sauce - 簡単にごちそう感のある一品

- つけだれにはちみつを使うことでしっとり柔らかく仕あがります。
- ※はちみつを使用しているため、1歳未満の乳児には与えないでください。
【手作りで華を添えたい
普段の食卓にも
おすすめのおせち】

- ローストビーフ Roast beef
- 厚めのステーキ肉を、フライパンで蒸し焼きにして作るローストビーフです。豪華なローストビーフが手軽にできます。

- 海老と帆立の焼きものShrimp and scallop saute
- 下味をつけて焼くだけで、お正月らしいごちそうになります。お酒のおつまみにもぴったりです。

- ミートローフmeatloaf
- お子様の好きなハンバーグのたねに、彩りのよい野菜を入れ、ベーコンで巻いた、おもてなし料理にもオードブルにもなる一品。鶏と豚のひき肉を合わせてやさしい味わいです。
今泉久美さんのこと

山梨県大月市に4世代12人の家族の長女として生まれる。山深い、水のきれいな大自然に囲まれ、曽祖父、祖父が作る、美味しいお米、野菜を食べて育つ。幼いころより料理好き。小さいころの趣味は山菜を取ること。女子栄養大学卒業後、メーカー勤務を経て、料理研究家 塩田ミチル先生、荻原悦子先生のアシスタントを勤め、料理の基本、料理を作る楽しさを学ぶ。
現在は女子栄養大学栄養クリニック特別講師としてヘルシーダイエットコースで料理を担当。その他、テレビ、雑誌、料理本、全国各地での料理教室、講演会などで活躍。週末は山梨の実家に戻り、家族の料理を作ることを大切にしている。数多くの料理本を執筆し、「「ストウブ」で和食を! 早く煮えてうまみたっぷり」をはじめとした「ストウブ」シリーズも人気。最新刊は主婦の友社より「ずぼらでもやせるおからごはん」。
現在は女子栄養大学栄養クリニック特別講師としてヘルシーダイエットコースで料理を担当。その他、テレビ、雑誌、料理本、全国各地での料理教室、講演会などで活躍。週末は山梨の実家に戻り、家族の料理を作ることを大切にしている。数多くの料理本を執筆し、「「ストウブ」で和食を! 早く煮えてうまみたっぷり」をはじめとした「ストウブ」シリーズも人気。最新刊は主婦の友社より「ずぼらでもやせるおからごはん」。