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〜和食料理人 野﨑洋光の〜 練りもので 酒の肴 綴り

12月 魚河岸松風焼

冬至の夜、美酒とともに黄金色の妙味に舌鼓

「松風焼」とは、万葉集の一節にある歌が由来の料理です。ふわふわの魚河岸あげをたっぷり使った、酒杯が進む一品。

材料(2人分)

魚河岸あげ®1袋
2個
長ねぎ1/2本
白ごま大さじ2
薄口しょうゆ小さじ1

作り方

  1. 1:魚河岸あげ®は、2cm角に切る。長ねぎは、粗みじんに切る。
  2. 2:ボウルに卵を入れて溶きほぐし、1と薄口しょうゆを入れて味を整える。
  3. 3:卵焼き器を火にかけ油をひき、2を流し入れる。
  4. 4:白ごまを表面にふり、蓋をして弱火で焼く。

工程のポイント

ふんわりと焼きあげた松風焼は、熱いままでは上手に切れません。少し冷まして、切り分けましょう。

季節のアレンジ

春のアレンジ
掘りたてのたけのこを具材に入れると、食感もフレッシュ。春の訪れを実感できます。
夏のアレンジ
はじかみしょうがを添えると、目にも鮮やか。さわやかな香りが、涼感を誘います。
秋のアレンジ
しいたけやしめじなどのきのこを加えると、晩秋を感じさせる風味に仕あがります。
野﨑洋光 総料理長 写真

監修 野﨑洋光

1953年福島県生まれ。武蔵野栄養専門学校卒業。
1980年「とく山」の料理長に、1989年に「分とく山」を開店し、総料理長となる。和食の技と素材の味を活かした家庭料理のレシピで定評がある。
著書に、「日本料理 味付け便利帳」(柴田書店)など多数。

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