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〜和食料理人 野﨑洋光の〜 練りもので 酒の肴 綴り

11月 つみれちぢみ 木枯らしとともに冬支度、つみれを囲む団欒のひととき

福島県に伝わる「ぽうぽう焼き」を、チヂミ風にアレンジした焼物です。つみれの歯ごたえと、香ばしいねぎの風味が味わえます。

材料(2人分)

つみれ1袋
わけぎ5g(1本)
しょうが15g(1かけ)
大葉5枚
1個
A
 小麦粉大さじ1
 信州味噌10g
サラダ油大さじ1

作り方

  1. 1:わけぎは小口切り、しょうがはみじん切り、大葉は粗みじんに切る。つみれは、2cm角に切る。
  2. 2:ボウルに卵を入れ溶きほぐし、1とAを入れ、混ぜ合わせる。
  3. 3:熱したフライパンに油をひき、2を流し込む。蓋をして、弱火で焼く。
  4. 4:軽く焼き色がついたら、裏返して裏面も同様に焼く。

工程のポイント

卵を流し入れるタイミングは、フライパンをよく熱してから。少量の卵液をたらしジュッという音がしてから、入れましょう。

季節のアレンジ

春のアレンジ
具材を蒲鉾やちくわに変えると、つみれとは異なる食感や風味が楽しめます。
夏のアレンジ
しそを加えると、清冽な香りが楽しめる焼物になります。
冬のアレンジ
独特の香りのある春菊を加えた、さっぱりした味わいのちぢみも格別です。
野﨑洋光
監修 野﨑洋光

1953年福島県生まれ。武蔵野栄養専門学校卒業。1980年「とく山」の料理長に、1989年に「分とく山」を開店し、総料理長となる。和食の技と素材の味を活かした家庭料理のレシピで定評がある。著書に、「免疫を整えるレシピ『分とく山』花板が挑む体にいいごはん」(高橋弘監修;創英社/三省堂書店)、「野﨑洋光のたのしい缶詰レシピ 魚介類編」(東洋経済新報社)など多数。

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