〜和食料理人野﨑洋光の〜　練りもので　酒の肴　綴り

野菜と昆布の優しい味わいが楽しめるポトフは、ほっとするおいしさ。日の出の情景を思わせるマリーンを添えて、初春を祝いましょう。

マリーン_®	8本
じゃがいも	100g(1個)
カリフラワー	100g(4房)
たまねぎ	100g(小1個)
セロリ	50g(1/3本)
水	300cc
昆布	10cm×10cm
塩	小さじ1/2
薄口しょうゆ	小さじ1

1：じゃがいもは一口大に切り、熱湯で2分ゆでる。
2：カリフラワーは小房に分ける。たまねぎは、くし形に切る。セロリは筋を取り、4cmの長さに切る。
3：鍋に水と昆布、1と2を入れて火にかける。沸騰したら塩を入れて、じゃがいもがやわらかくなるまで煮る。
4：3にマリーン_®と薄口しょうゆを入れて、1分煮る。好みで、黒こしょうをかける。

じゃがいもをあらかじめ下ゆでしてから煮ると、ポトフが手早く仕あがります。

: みずみずしい春キャベツを加えると、鮮やかな色合いに仕あがります。

: 冷蔵庫でひんやり冷やしたポトフも、また格別です。

: かぶを加えると、口の中でとろけるような味わいを楽しめます。

1953年福島県生まれ。武蔵野栄養専門学校卒業。1980年「とく山」の料理長に、1989年に「分とく山」を開店し、総料理長となる。和食の技と素材の味を活かした家庭料理のレシピで定評がある。著書に、「免疫を整えるレシピ『分とく山』花板が挑む体にいいごはん」（高橋弘監修；創英社／三省堂書店）、「野﨑洋光のたのしい缶詰レシピ魚介類編」（東洋経済新報社）など多数。