紀文の仕事
生産技術職
この仕事をしている先輩社員から
供給本部 生産技術部 技術課
2018年入社 Ｔ・Ｕ
より安全で効率的な現場をつくる
技術部は、法令を遵守し、より安全で衛生的で、効率的な製造現場をつくっていくことが仕事です。その中で私は、主に工場内の機械・設備に関する仕事を担当しています。製品を成型するための機械の設計製作や、生産に使用される設備の導入等を行います。食品メーカーで使う機械は、当たり前ですが人が食べるものをつくる機械です。そのため、ただ製造できればいいということではなく、複雑な分解をせずに細かい部分まで清掃が行き渡るような仕様にしたり、劣化で異物が混入したりしないようにするなど、様々な観点から考え、設備の設計・導入を行う必要があります。また、使う人が怪我をしないように、カバーをつけたり、簡単に停止できるようにするなどの工夫も当然に求められます。製造の安全性や効率性、商品のクオリティにも影響する、「ものづくり」の根底となる大切な仕事です。
仕事の魅力
成果が分かりやすいところです。機械が思った通りの動作をし、狙った形状の製品が出来ると、ホッとするとともにとても嬉しく感じます。
逆に不具合が起きてしまって原因がはっきり掴めないときには、焦りとつらいなという気持ちを感じることもありますが、その分自分の技量の引き出しが増えていくので、次に役立てる材料となり、自分の成長に繋がります。
はじめての製作・導入
はじめて自分一人で実際に生産に使用する装置の製作、製造現場への導入をしたことが、とても良い経験として記憶に残っています。装置の図面の作成から、機器の選定や発注、使用部品の加工や電子機器の配線、動作のプログラミングと、やることは多岐に渡ります。これを、納期に間に合うように予定を調整しながら行っていきます。やったことのない作業や仕事もあり、とても大変な思いをしましたが、上司や先輩にアドバイスをもらいながら、何とか完成し、導入させることができました。生産技術の仕事は、挑戦だと思います。製作段階の装置の加工も、動作のためのプログラミングも、何度も試行錯誤しながら実際に繰り返しやってみることが、成功への近道ですし、その試行錯誤が、自身の経験となり、技術が身についていきます。苦手意識を持たずに、どんどん挑戦することが大切だと思います。
休日は自宅でのんびり
私は生粋のインドア派なので、休日は基本的にほとんど家から出ません。
１日中布団に寝転んでごろごろ過ごしています（笑）
生産技術職とは....
製造ラインや設備の設計、開発や工場内業務のオートメーション化等をする仕事。
労働環境の安全性の向上や廃棄物処理等に関する環境法令関連業務も行います。
