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堀知佐子さんの加賀太きゅうりとはんぺんの葛ひきのレシピ

堀知佐子さんの加賀太きゅうりとはんぺんの葛ひき

石川県の地元野菜を使いました。

  • 調理時間:10分
  • エネルギー:70kcal
  • 塩分:2.4 g

材料(2人分)

  • 加賀太きゅうり

    1本

  • はんぺん(大判)

    1枚

  • だし汁

    300cc

  • 淡口しょうゆ

    15cc

  • 水溶き片栗粉

    適量

  • 生姜

    適量

作り方

  1. 1きゅうりは笹打ちし、薄塩(分量外)をふりしんなりすれば水気を絞る。
  2. 2はんぺんはさいの目に切る。
  3. 3鍋に出し汁を入れ火にかけ沸騰したら、きゅうり・はんぺんを入れ、再度沸騰させた後、淡口しょうゆ・水溶き片栗粉を加え、器に盛り付け、おろし生姜をのせる。
※「笹打ち」とは、薄くななめに切ることをさします。

加賀(かが)太きゅうり(ウリ科キュウリ属)とは…

石川県の代表的加賀野菜で、果長20~27cm、太さ7~10cmのずんぐりしたキュウリである。
江戸時代から東北・北海道地方で栽培していたシベリア系の短太キュウリが1936年(昭和11年)に金沢に導入され、それまで金沢近郊で栽培していた金沢節成キュウリと自然交配によって、次第に現在のずんぐりした形で濃緑色へと変化し、1952年(昭和27年)に現在の「加賀太きゅうり」となった。
重さは1kgに達するものもある。果肉は厚く、肉質は柔らかく、食味がよいので一度食べたらその美味しさは忘れられないと評価されている。地元、金沢市場はじめ京阪神へも出荷している。
5月初旬から10月までが出荷時期で、金沢市内では一般の八百屋やスーパーの野菜売り場で売られている。
最も適する料理は煮付けで、だしのきいたしょうゆ汁の中に、1cmほどの厚さに切った加賀太きゅうり、トウガラシを入れて煮込み、最後に片栗粉でとろみをつけた料理が人気で、この加賀太きゅうりの香りと甘味を生かしている。

野菜の解説:鎌倉女子大学名誉教授 成瀬 宇平

はんぺん 石川

ワンポイント

きゅうりは種を取り除き、塩回しをすることで水っぽくなりません。
きゅうりもはんぺんも、煮すぎると色が悪くなるので注意してください。
「地元野菜とはんぺんレシピ」より

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