堀知佐子さんの紀州梅とはんぺんの和え物のレシピ
材料(2人分)
紀州梅干し
大1個
はんぺん(大判)
1/2枚
みりん
小さじ2
青じそ
2枚
作り方
- 1はんぺんは粗くつぶす。梅干しは種を取り除き、たたいておく。
- 2はんぺん・梅干しにみりんを加えよく合わせる。
- 3器に青じそをしき、2を盛り付ける。
紀州梅(バラ科サクラ属)とは…
原産地は中国の中部から南部で、栽培の起源は古い。日本には8世紀頃渡来した。
紀州梅として知られているのは、南高種である。明治時代に上南部村(現在の「和歌山県・南部町」)で、高田貞楠によって発見され、高田ウメとして栽培された。その後、南部高校園芸部の協力を得て、優良品種の選定などを繰り返し、校名と高田ウメの名から「南高ウメ」を作った。
果実は球形で20~30gと大きく、完熟すると黄色の地色に赤く着色する。
種は小さく、果肉は軟らかい。田辺市、みなべ町を中心に紀州地方が主産地となっている。
収穫は6月中旬で、その後梅干し加工し、「紀州梅干し」として流通している。
幼果肉中の有機酸としてはリンゴ酸が多く、成熟するとクエン酸が多くなる。
野菜の解説:鎌倉女子大学名誉教授 成瀬 宇平
ワンポイント
塩味は梅干しによって違うので、みりんを加減してください。
「地元野菜とはんぺんレシピ」より