堀知佐子さんの紫いもとはんぺんのコロッケのレシピ
材料(2人分)
紫いも
1本
はんぺん(大判)
1枚
小麦粉
適量
卵
適量
パン粉
適量
塩
少々
こしょう
少々
サラダ油
適量
レタス
適量
作り方
- 1紫いもは蒸して粗つぶしをする。はんぺんもつぶして紫いもと混ぜる。
- 21を塩、こしょうで味を整え、小判形に成型し、小麦粉・卵・パン粉をつけて180度に熱したサラダ油で揚げる。
- 3器にレタスをしき、コロッケを盛り付ける。
ムラサキイモ(ヒルガオ科サツマイモ属)とは…
サツマイモの原産地は中南米である。日本への渡来は、アフリカ、インド、中国を経て、イギリス人により持ち込まれたとの説が有力であるとされる。鹿児島への普及は1705年に、南薩摩の山川町の前田利石衛門が琉球に渡ったときに、種イモを持ち帰って、植えたという話しもある。いずれにしろ、鹿児島はサツマイモの栽培の盛んな地域であった。
サツマイモには肉色が黄色、白色などの品種のほかに紫色の品種がある。マスコミ報道などの影響でムラサキイモが人気となった。
紫色はアントシアニン系の色素成分による。ムラサキイモの品種には、「山川紫」(皮色は濃紫紅色、肉色も紫色)、「種子島ろまん」(「種子島紫」系のイモから皮色は紫色、肉色も紫色の濃い系統を選抜したもの)、「種子島ゴールド」(「種子島紫」から、皮色が白色で、肉色の紫色の濃い系統を選抜したもの)などがある。
野菜の解説:鎌倉女子大学名誉教授 成瀬 宇平
ワンポイント
紫いもは水分を多く含むので、比較的火が通りやすい野菜です。加熱のし過ぎに注意しましょう。
「地元野菜とはんぺんレシピ」より