おせち料理に食す蒲鉾は日の出を象徴し、紅色は慶び、白は神聖を意味するとされています。紀文が1979年から毎年実施している「お正月首都圏調査」のおせち料理登場率ランキングでは、雑煮、黒豆、数の子、伊達巻、栗きんとん、といった代表的なおせちのなかで、蒲鉾は1979年当時からほぼ変わらず1位を占めています。このお正月用蒲鉾を紀文が1年間で製造した分を並べると、なんと881キロメートル、東京−福岡間の距離に匹敵します。