製法・成分商品の製造工程、アレルギー表示、栄養成分について
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商品の栄養価について。
当社では、食品表示法に則り、1包装等の食品単位あたりの栄養成分(エネルギー、たんぱく質、脂質、炭水化物、食塩相当量)を商品のパッケージに記載しています。
蒲鉾の包装紙の枚数が2枚のものと1枚のものがありますが、どうしてですか。
練り製品には蒲鉾のほかにどんなものがあるのですか。
練り製品は一般的には、板つき蒲鉾・風味蒲鉾・笹蒲鉾・竹輪・はんぺん・さつま揚・つみれ・すじ・なると巻・伊達巻などがあります。
この他にも、全国各地に名産品としての練り製品がたくさんあります。
蒲鉾には、どんな種類があるのですか。
竹輪、さつま揚、はんぺんなどの練り製品を総称して、”かまぼこ”と言う場合があります。しかし、ここでは、いわゆる紅白の蒲鉾などの仲間について、説明します。
(1)蒸しかまぼこ類:練りつぶし魚肉又はこれに種ものを加えたものを成形し、蒸煮してたんぱくを凝固させたものをいう。
1.板付きかまぼこ(小田原蒲鉾)・・・板に盛付成形したもの(表面の一部に焼目等をつけたものを含む)をいう。
2.蒸焼きかまぼこ(焼板蒲鉾) ・・・全表面を焼いたものをいう。
3.蒸しかまぼこ(昆布巻蒲鉾) ・・・板付きかまぼこ及び蒸焼きかまぼこ以外のもの。
(2)焼抜きかまぼこ類:練りつぶし魚肉又はこれに種ものを加えたものを成形し、焙焼して、たんぱくを凝固させたものをいう。
1.板付焼抜きかまぼこ(白焼蒲鉾)・・・板に盛付成形したものをいう。
2.焼抜きかまぼこ(笹蒲鉾) ・・・竹、木、金等の串に巻きつけて成形したものをいう。
(3)特殊包装かまぼこ類:練りつぶし魚肉またはこれに種ものを加えたものをケーシングに充填し、またはフィルムで包装した後、加熱してたんぱくを凝固させたものをいう。
1.ケーシング詰かまぼこ ・・・練りつぶし魚肉をケーシング(肉をつめる袋)に充填し、密封した後、加熱したものをいう。
2.リテーナ成形かまぼこ ・・・練りつぶし魚肉をフィルム包装した後、型枠に入れて加熱したものをいう。
(4)風味かまぼこ類:練りつぶし魚肉を細断して繊維状にしたもの。又はこれを棒状等に成形し、加熱してたんぱくを凝固させたもの。その形状・香味及び食感がかに肉、ほたて貝柱等に類似したものをいう。
練り製品はどうやってつくるのですか。
蒸し蒲鉾の製造は、攪拌(かくはん)⇒調味⇒成型⇒加熱⇒包装⇒冷却⇒梱包という工程をたどります。攪拌、調味の工程では、魚のすり身に調味料を加えてよく練り上げます。次に蒲鉾のかたちにします(成型)。そして、蒸し加熱を行います。出来上がった蒲鉾は包装され、冷却したのち、梱包して出荷します。加熱の方法の違いによって、様々な練り製品が出来上がります。主なものは次のとおりです。
・蒸す・・・・・蒸し蒲鉾。
・焼く・・・・・焼き蒲鉾、焼ちくわ、笹かまぼこ、伊達巻。
・揚げる・・・さつま揚。
・ゆでる・・・はんぺん、なると巻、つみれ、すじ。