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堀知佐子さんのはんぺんのとんぶり和えのレシピ

堀知佐子さんのはんぺんのとんぶり和え

秋田県の地元野菜を使いました。

  • 調理時間:5分
  • エネルギー:85kcal
  • 塩分:1.8 g

材料(2人分)

  • とんぶり

    50g

  • はんぺん(大判)

    1枚

  • 10cc

  • しょうゆ

    10cc

  • 練からし

    小さじ1/2

  • ピーナッツ

    適量

  • 菊の花びら

    適量

作り方

  1. 1はんぺんはさいの目(5~6等分)に切る。ピーナッツは粗く砕く。
  2. 2酢・しょうゆ・練からしを合わせる。
  3. 3はんぺんととんぶりに、2を和える。
  4. 4器に盛り、砕いたピーナッツと菊の花びらを散らす。

とんぶり(アカザ科ホウキギ属)とは…

秋田県の特産品である。ほうき(箒)の材料に用いるホウキギの熟した種実である。
乾燥して蒸した種実が流通している。徳川時代から利用されていたらしい。本格的に栽培を始めたのは1950年以降といわれている。
ホウキギの葉も天ぷらなどに利用している。とんぶりは黒い小さな粒で、その形状と歯ざわりは魚卵のキャビアに似ているので「畑のキャビア」として、サケの卵の醤油イクラと混ぜて食べると高級感のある料理となる。
ゆでたものの100g当たりの成分は、たんぱく質6.1g、脂質3.5g、食物繊維7.1g(五訂増補食品成分表より)となっている。
生のとんぶりは、9月頃に出回る。それ以外の時期に出回るのは乾燥品である。生はゆでてから使う。
パラパラしているので粘りのあるヤマイモ、納豆、ナメコ、オクラなどと混ぜると食べやすくなる。

野菜の解説:鎌倉女子大学名誉教授 成瀬 宇平

はんぺん 秋田

ワンポイント

調味料をしっかりと合わせてから、とんぶりと和えましょう。
「地元野菜とはんぺんレシピ」より

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