ロカボと生活習慣病
メタボで高血糖、高血圧、脂質異常になると、
やがて動脈硬化や心臓病、脳卒中などの命に
かかわる病気を招きます。
また、高血糖はガンを誘発することや、
血糖値の大きな変動により認知症になるリスクが
高まることも明らかになっています。
ロカボで血糖値の上昇を防いで
メタボリックシンドロームを予防・改善し、
ヘルシーな人生を
カロリーより糖質のコントロールが大事
世界各国の医療や栄養学の分野では、長らくカロリー制限一辺倒だったダイエットや糖尿病の食事法が見直され、
糖質制限のほうが優れていることが実証されています。下のグラフのようなエビデンスが学会でも続々と報告されています。
ロカボとカロリー制限食の
6ヶ月の比較
〜血糖値と中性脂肪の場合〜-
「ロカボ」と「カロリー制限食」を
比較した試験HbA1cの推移 
中性脂肪値の推移 
北里研究所病院で日本人の2型糖尿病（生活習慣などが原因で発症するタイプ）の患者24人を「ロカボ」（糖質20～40g／1食当たり）と「カロリー制限食」（25～30kcal／体重kg）の2グループに分け、6ヵ月の経過観察（無作為介入試験）を行ったデータ。HbA1c（2ヵ月の平均血糖値ヘモグロビン・エーワンシー）、中性脂肪値ともに、ロカボのほうが明らかに効果がある。
糖質を摂ると、血糖値が上がります
ロカボで糖質を控えた食事をとると、下のグラフのように、食後の血糖値の上昇がゆるやかに抑えられます。
血糖値を大きく変動させないこと、それが健康・美容にとって大切です。
ロカボは血糖値が上がりにくい
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糖質40gのロカボと、糖質100gの普通の食事をとった後の血糖値上昇を比較したグラフ。ロカボと普通の食事は、それぞれカロリーは同程度に設定。38人を2グループに分けて、実際にそれぞれの食事を食べ、食前、食後30分、食後1時間の血糖値を測定した。
（ローソン様でのロカボ取組み結果の資料を基に山田先生が作成）出典：日経Gooday 2018年1月30日掲載
