堀知佐子さんがつくる地元の野菜とはんぺんのレシピ

はんぺんの主原料は白身魚の身と、発泡性の高い卵白、山芋です。これに調味料等を加え、アイスクリームの製法と同様に、製造過程で空気を含ませるので、ふわふわになります。
はんぺんの料理はこの特性を大いに生かしましょう。おせち料理には欠かせない伊達巻はふんわりを楽しむ料理の例としてあげられます。
また、ふんわりとした食感は子どもは大好きですね。バターで焼いたはんぺんに、メープルシロップをかけた“はんぺんスイーツ”の出来上がり。魚が嫌いな子どもも喜びますよ。
「八色しいたけとはんぺんのオーブン焼（新潟県）」「十市小なすのはんぺんはさみ揚げ（高知県）」などは、各々の持つ野菜の食感とはんぺんのふわふわした食感の違いが楽しめるメニューのひとつです。