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報道用資料 「ごはん便り ~7月号 七夕お好み焼き~」について

更新日:2012年06月23日

紀文・ごはん便り
~野﨑洋光総料理長がつくる練りものと旬野菜を味わうごはん~
<7月号 七夕お好み焼き>

現代の日本料理界を代表する料理人、野﨑洋光さんに作っていただく旬を彩るごはん便り、今月は、笹かまを使った「七夕お好み焼き」をご紹介します。生地の上に美しく並べた笹かまで、さらさらと揺れる笹の葉をイメージ。時期を問わず楽しめる身近な練り製品も、発想力ひとつで季節を演出する食材に。上品な魚の風味が生きた笹かまは、肉厚で食べごたえがあるのにヘルシーな点も魅力。華やかに盛り付ければ、七夕パーティーの主役の逸品として存在感を発揮します。しなやかな笹かまとシャキシャキのキャベツ、食感のハーモニーをお楽しみください。

ごはん便り月号 「七夕お好み焼き」

<今月の野﨑流ポイント>

① 笹かまを使って、七夕の笹を表現。いつもの食材も洒落の気持ちと発想次第で、季節を演出する食材に変わります。
② 「やまと芋」と「蒸し焼き」が、ふっくら食感の秘訣です。
③ キャベツは大きめのざく切りにすることで、シャキシャキした食感と甘みが楽しめます。笹かまの食べごたえのある食感とよく合います。

◇◇◇野﨑流 和のこころ◇◇◇

① 笹かまを使って、七夕の笹を表現

笹の葉を模した笹かまは、七夕のイメージにぴったりの食材。いつでもおいしく食べられる練り製品も、発想を少し変えるだけで季節を演出する食材に変わります。魚本来の旨み、風味を閉じ込めて香ばしく焼きあげた笹かまは、肉に負けない食べごたえがあります。肉厚な形状を生かし、切らずにそのまま使った方が、笹かまのしなやかな食感とボリュームが生きるでしょう。放射状に並べると華やかな印象に仕あがり、パーティー料理としても最適です。

② やまと芋を使い、蒸し焼きにすることでふっくらとした食感に

小麦粉は、家庭料理でよく使う薄力粉が扱いやすくてよいでしょう。水を合わせてよく混ぜてから具を合わせると、ダマになりません。粘りが強くコクのあるやまと芋を生地に合わせると、専用のお好み焼き粉を使わなくてもふんわりと焼きあがります。ふたをして蒸し焼きにすることで、さらにふっくら仕あがります。

③ 甘みと食感を重視し、キャベツは大きめのざく切りに

千切りやみじん切りなど、お好み焼きで使うキャベツの切り方はさまざまありますが、シャキシャキとした食感を生かすため、今回はあえて大きめのざく切りにして使用します。蒸し焼きにすることで中まできちんと熱が通り、キャベツの甘みと食感が楽しめます。

<七夕お好み焼きレシピ>

材料:4 人分

  • 笹かま    8枚
  • 薄力粉    150g
  • 水      150cc
  • 卵      1個
  • キャベツ   2枚
  • しいたけ   2枚
  • 長ねぎ    1/4本
  • やまと芋   30g
  • 薄口しょうゆ 大さじ1
  • こしょう   少々
  • 油      小さじ1

作り方

  1. 1:キャベツは粗く刻む。しいたけはスライス、長ねぎは粗みじん、やまと芋はすりおろす。
  2. 2:薄力粉と水を合わせ、1の材料と溶き卵、薄口しょうゆ、こしょうを入れる。
  3. 3:熱したフライパンに油をひき、2を流し入れ、上に笹かまを並べ、ふたをして焼く。
  4. 4:裏返して色良く焼きあげる。盛りつけて醤油かソースをお好みで添える。
今月のピックアップ食材 小麦粉<今月のピックアップ食材 小麦粉>
小麦粉に含まれるグルテンの量と質により、ケーキや揚げ物に使う薄力粉、麺用の中力粉、パン用の強力粉などに分けられます。小麦粉は湿気に弱いので、風通しのよい涼しい場所で保存しましょう。
今回のレシピでは、生地がふんわり仕あがるように薄力粉とやまと芋を合わせていますが、焼く際に上からギュッと押さえつけてしまうとせっかくの食感が損なわれてしまいますので、形を整える程度にしましょう。

野﨑 洋光(のざき・ひろみつ)さん野﨑 洋光(のざき・ひろみつ)さんプロフィール

1953 年福島県生まれ。武蔵野栄養専門学校卒業。1980 年「とく山」の料理長に、1989 年に「分とく山」を開店し、総料理長となる。和食の技と素材の味を活かした家庭料理のレシピで定評がある。
著書に、「免疫を整えるレシピ「分とく山」花板が挑む体にいいごはん」(高橋弘監修;創英社/三省堂書店)、「野﨑洋光のたのしい缶詰レシピ 魚介類編」(東洋経済新報社)など多数。

2012年6月

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