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報道用資料 「ごはん便り ~3月号 香ばしチャーハン~」について

更新日:2012年01月20日

紀文・ごはん便り
~野﨑洋光総料理長がつくる練りものと旬野菜を味わうごはん~
<3月号 香ばしチャーハン>

現代の日本料理界を代表する料理人、野﨑洋光さんに作っていただく旪を彩るごはん便り、今月は、焼ちくわやしいたけなどを合わせ、焦がししょうゆで和風に仕立てた香ばしチャーハンです。香ばしい焼き目の付いた焼ちくわは、香りのよい焦がししょうゆの味付けとぴったり。焼ちくわからしみ出る魚の旨味やコクがだしとなり、チャーハンにおいしさと香ばしさを重ねます。いつもとはひと味違った和風仕立てのチャーハンにぜひ挑戦してください。冷めても香ばしい香りが楽しめるので、お弁当にもおすすめです。

ごはん便り 3月号「香ばしチャーハン」

<今月の野﨑流ポイント>
① 焼ちくわの魚の旨味が味の要。具としてだけでなく、だしの素材としても練り製品は活躍します。
② ご飯と卵、調味料をあらかじめ絡ませておく。
③ 香ばしい焦がししょうゆがポイント。風味豊かな和風チャーハンに仕あがります。

◇◇◇野﨑流 和のこころ◇◇◇

① おいしさの秘密は、焼ちくわからしみ出るだしの旨みと香ばしさ

魚の旨味やコクをたっぷり含んだ焼ちくわは、だしとしても使えるすぐれもの。具に加えるだけで、おいしさがぐっと増すでしょう。焼ちくわの香ばしさに、焦がししょうゆの風味も重なって、一層深みのある味に仕あがります。

② 火にかける前に卵とご飯を絡めておくと失敗がありません

ほぐした卵は、調味料とともにあらかじめご飯粒に絡ませておくとまんべんなく絡み、上手に仕あがります。さらに、高温の油で手早く炒めることで、ご飯同士がくっつくのを防げます。フライパンの鍋肌全体を使ってかき混ぜるとよいでしょう。

③ 冷めても楽しめる、焦がししょうゆの香ばしい香り

和風に仕あげるポイントは、最後に絡ませる焦がししょうゆ。濃口しょうゆをフライパンの鍋肌で香ばしく焦がすことで、風味豊かな味わいになります。香りもおいしさ。食欲をかき立てる香ばしいしょうゆの香りは、冷めても変わらず楽しめるのでお弁当にも重宝しますよ。

<香ばしチャーハン レシピ>

材料:4 人分

  • 焼ちくわ   4本
  • ごはん    800g
  • しいたけ   4枚
  • 玉ねぎ小   1個
  • にんじん   1/2本
  • 卵      4個
  • 薄口しょうゆ 小さじ1/2
  • 油      大さじ2
  • 濃口しょうゆ 大さじ2

作り方

  1. 1:焼ちくわは5mm幅に切り、玉ねぎ、にんじんは粗みじん、しいたけは薄切りにする。卵は割りほぐしておく。
  2. 2:ごはんと1の材料、薄口しょうゆをボウルで混ぜ合わせる。
  3. 3:熱したフライパンに油と2を入れてほぐすように炒める。
  4. 4:ごはんを一度取り出し、濃口しょうゆを加えて焦がし、ご飯を戻して合わせ、香りよく仕あげる。

※2人分で作りますと、早く火も通り調理しやすいので、より上手にできます。

今月のピックアップ食材 しょうゆ

<今月のピックアップ食材 しょうゆ>
いろいろな種類がありますが、まずは濃口しょうゆと薄口しょうゆの2種類を揃えましょう。下味を付ける時は少量できちんと味が付き、素材の色味を活かせる薄口しょうゆを、旨味が欲しい時や料理を色濃く仕上げたい場合は濃口しょうゆを使いましょう。しょうゆは、短期間で使い切れるサイズの物を購入し、おいしいうちに使い切ることをおすすめします。

野﨑 洋光(のざき・ひろみつ)さん野﨑 洋光(のざき・ひろみつ)さんプロフィール1953 年福島県生まれ。武蔵野栄養専門学校卒業。1980 年「とく山」の料理長に、1989 年に「分とく山」を開店し、総料理長となる。和食の技と素材の味を活かした家庭料理のレシピで定評がある。
著書に、「野﨑洋光 和のおかず決定版:「分とくやま」の永久保存レシピ」(世界文化社)、「つなげていきたい 野﨑洋光の二十四節気の食」(家の光協会)など多数。

2012年1月

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