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報道用資料 「おでん手帖 ~6月号 水無月冷やおでん~」について

更新日:2011年04月20日

紀文・おでん手帖
~毎月お届けする、野崎洋光さんの季節のおでんレシピ~
< 6 月号 水無月冷やおでん >

現代の日本料理界を代表する料理人、野﨑洋光さんに作っていただく季節のおでん。今月は夏野菜が主役の冷やおでんのレシピをご紹介します。
「今月は初夏の食卓にぴったりの、冷やしておいしいおでんです。おでんの概念にとらわれない新しいおいしさをお楽しみください。」とおっしゃる野﨑さん。レシピのポイントや旬の食材についても併せて伺いました。

おでん手帖6月号「水無月冷やおでん」

<今月の野﨑流ポイント>

① 冷やおでんに風味豊かな夏野菜を組み合わせて。
② 野菜の旨味がたっぷり入ったおでんの汁で、ひと味違う締めの一品を。

今月のおでんの主役は夏野菜。豊かな風味が魅力

旬の食材は、味や香り、歯ごたえ、色合いなど、風味が豊かです。旬の食材と練り製品を組み合わせることによって生まれる季節のおでんは、素材が持つ本来の味わいが魅力です。
新鮮な夏野菜が持つ風味や食感はおでんのおいしさを引き立て、味に深みを出します。今回のレシピで使った夏野菜だけでなく、お好みのものを組み合わせて、自分流の味を楽しむのもよいでしょう。

“冷やおでん”は現代ならではの新しいスタイルのおでん

冷やおでんは作り置いて冷蔵庫に入れておけば食事をしたい時にサッと用意ができるので、忙しいときにも適した家庭料理です。また、短時間で素早く作ることができ、素材が持つ本来の味わいを楽しめます。

旨味たっぷりのおでんの汁で、締めの一品も楽しんで

おでんの汁には練り製品や野菜などの旨味がたっぷりと詰まっていますから、具材を味わった後は、締めの一品を作るのもよいでしょう。冷たいおでんなら、冷水で洗ったうどんやそうめんをそのまま汁に入れてもよいですし、汁を温めれば、雑炊やにゅうめんとしても楽しめます。
素材の味を生かしてシンプルに調味した野﨑流のおでんでは、汁まで十分に味わうことができます。ぜひ、お試しください。

<水無月冷やおでん レシピ>

材料:4 人分

  • 魚河岸あげ プレーン 1 パック
  • チーちく 5 個入り 1 パック
  • トマト(小さめのもの) 4 個
  • かぼちゃ 1/8 個
  • ズッキーニ 1 本
  • 結びしらたき 8 個
    • A

    • 水 1000cc
    • 薄口しょうゆ 50cc
    • 酒 20cc
    • 昆布 10×10cm

作り方

  1. 1. 十字の切り込みを入れてから、沸騰した湯の中にトマトを入れ、冷水にとり、皮をむく。
  2. 2. かぼちゃは種を取り、2 ㎝厚さのくし形に切り、表面の皮を薄くむく。ズッキーニは縦4 つに切ってから4 ㎝長さに切り、わたを取り除き、表面の皮を薄くむく。
  3. 3. 魚河岸あげ、ズッキーニ、結びしらたきをそれぞれ霜降りする。かぼちゃは下ゆでする。
  4. 4. 鍋にA と3 を入れて中火にかける。沸騰したら火を止め、1 とチーちくを入れ、粗熱をとってから冷蔵庫で冷やす。

※霜降りとは:食材の下処理で、サッと熱湯に通すこと。表面のぬめりやくさみを取り除き、その後の加熱によりうまみが抜けるのを抑える目的で行う。

今月の旬の食材   トマト

<今月の旬の食材 トマト>
トマトのさっぱりとした酸味は食欲をそそるので、暑い夏のおでんにぴったりの具材です。
十字の切り込みを入れてから、沸騰した湯に入れ、冷水にとると、湯むきがしやすくなります。
湯むきしたトマトは火を止めてから鍋に加えましょう。余熱を利用してゆっくり熱を入れることで、形が崩れず、彩りもきれいに仕あがります。

野﨑 洋光(のざき・ひろみつ)さん

野﨑 洋光(のざき・ひろみつ)さんプロフィール

1953 年福島県生まれ。武蔵野栄養専門学校卒業。1980 年「とく山」の料理長に、1989 年に「分とく山」を開店し、総料理長となる。和食の技と素材の味を活かした家庭料理のレシピで定評がある。
著書に、「日本料理 味付け便利帳」(柴田書店)など多数。

次回(7 月号)は、
「文月冷やおでん」のレシピをお届けします。

2011 年4 月

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