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魚河岸あげ®︎ 誕生の秘密

1985年に発売を開始した魚河岸あげ®。
今では紀文を代表する新しいタイプの
練り製品
として、
多くの方からご愛顧をいただいています。
ここでは、そんな魚河岸あげ®がどのように生まれたのか、
その開発秘話から看板商品となるまでの道のりをご紹介します。

02.販売への道のり

すりみ&豆腐の配合比がおいしさのポイント

商品化が決まってからは、すりみの魚種や豆乳との配合比率、揚げ色をいかにきれいに出すかなど、様々な試作を繰り返しました。
なかでも、従来の練り製品にはないふんわりと滑らかな食感を大事にしたかったので、配合については特に熟考をしました。
また、最初の試作では豆乳飲料の原料にもなる原豆乳を使用していましたが、全国どの工場でも作れるように、最終的には豆腐へと変更しました。

ネーミングの由来は、紀文創業の地の“築地”から

一見、がんもどきのように見えることから「築地の豆腐屋が、豆腐にすりみを加えて新しいタイプのがんもどきを作った」というストーリー設定を採用し、"築地"が"魚河岸"とも呼ばれることから、魚河岸あげ®と命名しました。
築地は紀文の創業の地でもあり、育てていただいた築地への感謝の思いも込められています。
実は、販売前には、さほど人気が出るとは期待していなかったため、包装も専用のものは作らず、トレーは大福に使っている透明のプラスチック製を使用していました。
ところが、当時、発泡スチロール製のトレーが多かった練り製品売場では、それが逆に目をひいたようです。

「柔らかさ」が苦難??

魚河岸あげ®はその柔らかさから成形が難しいのですが、当初は専用の機械を導入する予定もなかったので、
色々試した結果、アイスクリーム用のデイッシャーを使ってひとつひとつ手作業で形を作ることになりました。
それが、魚河岸あげ®の特長でもある、かわいらしくどこか上品な半月形を生み出すことになったのですが、
その一方、他の練り製品に比べて、製造に時間と手間がかかるといった難点もありました。

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