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チーちく誕生とおいしさのヒミツ

初代チーちく
初代チーちく®
最初は長くて2本入りだったんだね

チーちく®が誕生したのは1996年。
今までにない画期的な練り製品として
販売を開始しました。

どこが画期的かというと…

チーズ入りのちくわなのに、チーズがどこにも
見えない!チーズは、三層構造のちくわの中に
巻き込まれています。

こくがあるクリーミーなチーズ みずみずしくしなやかなちくわ

それまでなかったこんな商品がどうして生まれたのか誕生のヒミツを公開!チーちく誕生のヒミツ

美味しさのヒミツも大公開!
誕生秘話1 はじめは笹かまだった⁉

魚のすり身とチーズは相性が良いと考えて、
紀文が開発を始めたのは1993年。

まず、すり身を使った練り製品の代表として「笹かま」でテストすることに。
笹かまを焼くときの串を抜いた後の穴に、チーズを入れてみました。
魚のすり身とチーズの相性が良いことを、実際の商品レベルで確認しました。
しかし、笹かまは身が厚くてチーズとの一体感がいまいちでした。

「商品化する上で、チーズと組み合わせるにはちくわの方が良いのは?」
ということで、笹かまからちくわに変えて試作を進めることになりました。
チーズの良さを最大限に引き出すには、「ちくわの穴にチーズを入れる」よりも、笹かまのときのように「すり身とすり身の間にチーズを入れる」方が良いという仮説を立てたのです。
そこで、前代未聞の「ちくわの中にリング状にチーズを入れる」形で開発が進められることになりました。

発売までに3年もかけたんだ!
そこからも試行錯誤が!
誕生秘話2 試作中は課題がいっぱい!

最初は手作りの機械で試作

まずは「ちくわ/チーズ/ちくわ」の三層のリング状に巻きこむ手作りの機械を開発するところからスタート。これで、何度も繰り返し試作を実施しました。

同時に「すり身に合うチーズ」を開発

初期の試作品は、時間が経つとチーズがちくわの水分を吸って液状になってしまうという問題が発生。
そこで、すり身に合うチーズを求めて、乳業メーカーとの共同開発に取り組み、おいしさとクリーミーな状態が保持できるチーちく®だけのオリジナルチーズを生み出すことに成功しました。

多くの特許を得た独自の技術

チーちく®専用の量産設備を社内で独自開発したことによって、すり身とチーズの状態によってかわる成型の課題を解決することができました。
チーちく®オリジナルチーズの開発など、素材と技術の双方から開発を行い、他社が真似できない加工技術が生まれたのです。その結果、多くの製造特許を得ることもできました。
常に「新しい味わい」を、「紀文ならではの技術」で。
これがチーちく®に懸けた開発チームの想いでした。

画期的な商品のヒミツはこれ!
製造する機械も自分たちで作ったんだ!
このチーズはチーちくだけ!
誕生秘話3 チーちく開発の上で こだわったポイント

チーちく®の開発でのこだわりは、
いろいろなところに!

  • 独特の形状

    チーズがすり身とすり身の間に
    リング状に入っている。

  • チーちく®専用チーズ

    すり身と相性の良い
    クリーミーなチーズを専用に開発。

  • 食感のハーモニー

    クリーミーなチーズと
    シャキッとした
    すり身の絶妙な
    ハーモニーが楽しめる。

  • チーちく®独自の皮

    黄金色の薄くて柔らかい皮にする
    ことで
    従来のちくわとは
    全く違った
    イメージを感じて
    もらえるようにした。

  • 紀文だけのネーミング

    紀文の独自性を大切に、
    ネーミングも「〇〇ちくわ」
    ではなく、
    「チーちく®」とし、
    固有の
    ブランド育成がはかれる
    ようにした。

  • オリジナルのトレー

    ちくわの形やチーズの状態を
    変わらず保持するため、
    チーちく®の形に合うようにチーちく®
    専用のオリジナルトレーを開発した。

チーズが外から見えないため、発売当初は「チーズが入っていない」というお問い合わせが多く寄せられたんだって!
こだわりがいっぱい!
誕生秘話4 チーちく販売作戦

1996年2月仙台で発売

商品発売にあたり、成功事例を積み重ね、大切に育てたいという思いから、まず仙台で先行販売を実施しました。
その後、5月には関西・中国・四国で、7月には北海道で販売を開始しました。

徹底的な試食作戦を展開

発売初年度の1996年は店頭で徹底的に試食作戦を展開しました。無人試食販売を多数実施して、大盤振る舞い。置いたそばから試食品がなくなるような状況でした。

また、ビールメーカー主催の工場フェスティバルに出店してチーちく®を販売したり、チーズ売場で販売したりと接点を増やす活動を積極的に展開。 とにかく目に触れるようにしました。

上記の販売活動を通して商品の良さをわかっていただくことで2本入り250円という当時としては破格の値段にもかかわらず、お客様に納得して購入していただくことができました。

そして1997年春、
チーちく®(2本入り)が
全国で発売開始と
なりました!

商品の大きさやパッケージなど、マーケティングのプロジェクトチームが中心となって商品改良がなされ、1998年春、食べやすさを考慮したミニタイプとなって発売されました。

ミニサイズでもシャキッとしたすり身の食感が楽しめるように、チーズとすり身の比率やちくわの端までチーズを入れることにこだわりました。
そしてその後、家庭では手間だったり、なかなかできないバリエーションを次々と発売していきました。

ちくわとチーズの組み合わせはよくありますが、
チーちく®は「もっとおいしく、びっくりするような商品を開発するぞ!」というこだわりと努力の積み重ねが形になったもの。
たくさんの試行錯誤と技術開発の末にようやく誕生したのが「チーちく®」なのです。

味に自信あり!
やったね!

チーちくおいしさのヒミツ

発売から25周年。
色々な試行錯誤から生まれたチーちく®
は今も美味しさを追求しています。
 
ひと口食べると、
口の中にクリーミーなチーズが
とろ~りとあふれ出す。
初めての食感で未体験のおいしさ!
このおいしさのヒミツを解説!

プリプり×とろ~り×うまみ×風味

クリーミーなチーズの風味を、
ジューシーなすり身の旨さで閉じ込めました。
だから、チーズはとろ~りなめらかで
口あたり良く、
チーズの風味を
存分に味わえます。

すり身との相性抜群!オリジナルチーズ

すり身と相性抜群の
オリジナルチーズを開発。
カマンベールチーズパウダーの入った
くちどけの良い
オリジナルチーズです。
もちろん、すり身の旨さにも自信あり。 ※画像はイメージです

一口サイズでいろいろな楽しみ方!

ころころしていて、片手でつまめて、
ひと口で食べられます。
おつまみやお弁当のおかず、
おやつにもぴったりです!