HOME > 知る > 【練りもの】教室 基礎:練りもの図鑑 > なると巻

紀文アカデミー

【練りもの】教室 基礎

練りもの図鑑
なると巻

切り口の紅色の渦巻きと、波状の形状が特徴の練りもの。原料はスケトウダラ、シログチ、イトヨリダイなどで、なると巻成型器で特殊な渦巻き模様を作り出します。一種の切り出しかまぼこで、その渦巻きを「鳴門の渦」にたとえて名づけられました。

練りもの図鑑 なると巻

作り方

作り方
作り方

歴史

起源ははっきりしないが、『蒟蒻百珍』(1846年)という本に「鳴門」という名が記述されている。また、巻いて作るかまぼこは、室町時代以前の文献にも多数載っているから、古くから作られていたと思われる。なると巻を輪切りにすると切り口が赤と白の身が渦を巻いたように見えるので、鳴門巻の名が出たのであろう。

雑学

なると巻いろいろ

  1. ・北海道では切り口が「つ」の文字の「つと」と呼ばれるものがある。
    なると巻

  2. ・カラフルな色合いのもの、富士山、松竹梅の絵が描かれたものもある。
    なると巻
    なると巻

その他

  1. ・おそ松くんのちび太が持っている、おでん串の四角い種ものは、なると巻である。

  2. ・静岡ではおでん種として使われる。

栄養

蒸しかまぼこ同様に、主原料の白身魚の栄養特徴を持つ。たんぱく質を多く含み、脂質の含有量は低い、高たんぱく低脂肪の食品である。

なると巻の栄養価(100g当たり)
エネルギー
kcal
たんぱく質
g
脂質
g
炭水化物
g
食塩相当量
g
なると巻807.60.411.62

五訂増補食品成分表2010年女子栄養大学出版部版
(作成:女子栄養大学 教授・栄養学博士 蒲池桂子)

料理例

五目うどん
五目うどん
お雑煮
お雑煮
静岡風おでん
静岡風おでん