HOME > 紀文×プロのレシピ > パン・ウェイさん流 五季五色のおいしいレシピ

パン・ウェイさん流 五季五色のおいしいレシピ

「季節の色の食材を多く食べましょう」それぞれの季節に食べておいしい食材の色分けは、春は緑、夏は赤、土用は黄、秋は白、冬は黒。もともとは中国に古くから伝わる季節と色の考え方に由来しています。

  • winter

春~たらの芽とつみれの和え物

たらの芽とつみれの和え物2月の立春から季節は春。日差しに力強さを感じる日が次第に増えていきます。春はビタミンやミネラルが豊富な「緑」の野菜をたくさん食べて体の中からリフレッシュ。レシピは気分がシャキッとする、爽やかな香りあふれる野菜と、青魚のパワーが詰まったつみれのコラボレーションです。つみれと多種類の青菜を合わせた栄養バランスの良い和え物は量をたっぷり食べるのがパン流です。

緑の食材

ほうれん草、小松菜などの葉物野菜、きゅうり、ブロッコリー、ピーマン、枝豆など。
春菊、セロリ、ニラ、香菜など香りの強い野菜もたっぷり取りましょう。

お茶でも入れてひと休み季節でお茶も替えましょう

食べることが大好きな中国の人はお茶も大好き。季節に合わせたお茶を楽しみましょう。

緑茶

緑茶は、中国では春から夏に飲むお茶です。緑が芽吹く春には緑のお茶で、心も体もリフレッシュするのがおすすめです。

五季五色とは?

五季とは、春夏秋冬に「土用」を足したもの。春は2月の立春から、夏は5月の立夏から、土用は7月の暑い時期から立秋まで、秋は8月の立秋から、冬は11月の立冬からを指します。春は緑、夏は赤、土用は黄、秋は白、冬は黒。それぞれの季節に食べたい食材の色分けは、もともと中国古来の考え方の五つの色に由来しています。

五季五色
パン・ウェイさんパン・ウェイさんプロフィール

「季節と身体」をテーマに五季に沿った食生活を提唱し、現在は東京・代々木上原にて中国家庭料理・薬膳料理・中国茶の教室を主宰。「きょうの料理」(NHK)等のテレビ出演や著作活動、講演会、イベント等でも活躍している。著書に『元気とキレイの薬膳暮らし』(PHP研究所)、『食養生読本』(講談社)などがある。

夏~厚焼玉子のチリソース麺

厚焼玉子のチリソース麺暦の上では5月の立夏から早くも夏が始まります。強い日差しや暑さだけでなく冷房による冷えも体へのダメージとなる夏には、「赤」の野菜、トマトを使ったチリソースで食べる冷麦がおすすめです。「夏至吃麺(シャージュチューメン)」と言って、麺類(小麦粉)を食べて体力を消耗する夏の暑さに備えるのが中国の考え方。しっかり食べて、元気に夏を乗り切りましょう。

赤の食材

人参、トマト、唐辛子など赤色の野菜。牛肉、豚肉、羊肉などの肉類(レバーも含む)や、まぐろ、かつお、鮭などの赤い身の魚を選びましょう。

お茶でも入れてひと休み季節でお茶も替えましょう

食べることが大好きな中国の人はお茶も大好き。季節に合わせたお茶を楽しみましょう。

緑茶・菊花茶

紫外線が強い夏には、春に引き続きビタミンCが含まれている緑茶がおすすめ。この季節、中国の人は淡い黄色の菊花茶も良く飲みます。

五季五色とは?

五季とは、春夏秋冬に「土用」を足したもの。春は2月の立春から、夏は5月の立夏から、土用は7月の暑い時期から立秋まで、秋は8月の立秋から、冬は11月の立冬からを指します。春は緑、夏は赤、土用は黄、秋は白、冬は黒。それぞれの季節に食べたい食材の色分けは、もともと中国古来の考え方の五つの色に由来しています。

五季五色
パン・ウェイさんパン・ウェイさんプロフィール

「季節と身体」をテーマに五季に沿った食生活を提唱し、現在は東京・代々木上原にて中国家庭料理・薬膳料理・中国茶の教室を主宰。「きょうの料理」(NHK)等のテレビ出演や著作活動、講演会、イベント等でも活躍している。著書に『元気とキレイの薬膳暮らし』(PHP研究所)、『食養生読本』(講談社)などがある。

土用~うなぎの黒酢風味レタス巻き

うなぎの黒酢風味レタス巻き日本ではうなぎと結びつけた夏の土用だけがよく知られていますが、中国では立春、立夏、立秋、立冬、それぞれの前2週間ほどを土用と呼びます。これは、体調を崩しやすい季節の変わり目は注意して過ごしましょうという古くからの教えです。今回はバテ気味の季節にも食が進む、中華風の味つけをしたうなぎの蒲焼きを野菜とともにレタスで巻いて食べるレシピをご紹介します。

黄の食材

しょうが、とうもろこし、大豆、栗、かぼちゃ、黄色のパプリカ、卵黄など。

お茶でも入れてひと休み季節でお茶も替えましょう

食べることが大好きな中国の人はお茶も大好き。季節に合わせたお茶を楽しみましょう。

緑茶・菊花茶

強い日差しと紫外線が降り注ぐ季節には、ビタミンCが含まれている緑茶を水出しで。気分もすっきりリフレッシュできます。

五季五色とは?

五季とは、春夏秋冬に「土用」を足したもの。春は2月の立春から、夏は5月の立夏から、土用は7月の暑い時期から立秋まで、秋は8月の立秋から、冬は11月の立冬からを指します。春は緑、夏は赤、土用は黄、秋は白、冬は黒。それぞれの季節に食べたい食材の色分けは、もともと中国古来の考え方の五つの色に由来しています。

五季五色
パン・ウェイさんパン・ウェイさんプロフィール

「季節と身体」をテーマに五季に沿った食生活を提唱し、現在は東京・代々木上原にて中国家庭料理・薬膳料理・中国茶の教室を主宰。「きょうの料理」(NHK)等のテレビ出演や著作活動、講演会、イベント等でも活躍している。著書に『元気とキレイの薬膳暮らし』(PHP研究所)、『食養生読本』(講談社)などがある。

秋~豚肉となすの甘辛炒め

豚肉となすの甘辛炒め秋は夏の疲れを癒しながら、冬を元気に過ごすための準備を整える季節。暦の上では8月上旬の立秋から秋は始まります。低脂肪で良質な魚のたんぱく質が取れるはんぺんは、秋の体にうれしい食材です。焼きなすにはんぺんと甘辛い肉そぼろをのせたら、最後に菊の花びらをトッピング。秋らしい装いで、食感も面白い一皿です。

白の食材

大根、かぶ、山芋、玉ねぎ、にんにく、みょうが、鶏肉、白身魚、いか、帆立貝、白米など。

お茶でも入れてひと休み季節でお茶も替えましょう

食べることが大好きな中国の人はお茶も大好き。季節に合わせたお茶を楽しみましょう。

菊花茶・烏龍茶

中国では、冬に向かって次第に濃い色のお茶を飲むようになります。秋には菊花茶に加えて、半発酵の烏龍茶がおすすめです。

五季五色とは?

五季とは、春夏秋冬に「土用」を足したもの。春は2月の立春から、夏は5月の立夏から、土用は7月の暑い時期から立秋まで、秋は8月の立秋から、冬は11月の立冬からを指します。春は緑、夏は赤、土用は黄、秋は白、冬は黒。それぞれの季節に食べたい食材の色分けは、もともと中国古来の考え方の五つの色に由来しています。

五季五色
パン・ウェイさんパン・ウェイさんプロフィール

「季節と身体」をテーマに五季に沿った食生活を提唱し、現在は東京・代々木上原にて中国家庭料理・薬膳料理・中国茶の教室を主宰。「きょうの料理」(NHK)等のテレビ出演や著作活動、講演会、イベント等でも活躍している。著書に『元気とキレイの薬膳暮らし』(PHP研究所)、『食養生読本』(講談社)などがある。

冬~マリーン®と大根のサラダ

マリーン®と大根のサラダ11月の立冬を迎えるころにはだいぶ日も短くなり、冬の訪れが近いことを予感させます。寒さに備えて体にエネルギーを蓄えたい季節におすすめのレシピは、冬に旬をむかえる大根のサラダです。大地に根差して丸々と太った大根に、栄養豊富な黒の食材、昆布や、香ばしい長ねぎのみじん切りを合わせて味つけはシンプルに。噛むほどに素材の旨味が広がります。

黒の食材

しいたけ、なす、ごぼうなどの野菜。海苔、もずく、昆布などの海藻類や黒ごま。

お茶でも入れてひと休み季節でお茶も替えましょう

食べることが大好きな中国の人はお茶も大好き。季節に合わせたお茶を楽しみましょう。

ほうじ茶

寒い季節におすすめなのは、ほうじ茶などの日本茶や、紅茶、プーアル茶など。濃い茶色のお茶で温まりましょう。

五季五色とは?

五季とは、春夏秋冬に「土用」を足したもの。春は2月の立春から、夏は5月の立夏から、土用は7月の暑い時期から立秋まで、秋は8月の立秋から、冬は11月の立冬からを指します。春は緑、夏は赤、土用は黄、秋は白、冬は黒。それぞれの季節に食べたい食材の色分けは、もともと中国古来の考え方の五つの色に由来しています。

五季五色
パン・ウェイさんパン・ウェイさんプロフィール

「季節と身体」をテーマに五季に沿った食生活を提唱し、現在は東京・代々木上原にて中国家庭料理・薬膳料理・中国茶の教室を主宰。「きょうの料理」(NHK)等のテレビ出演や著作活動、講演会、イベント等でも活躍している。著書に『元気とキレイの薬膳暮らし』(PHP研究所)、『食養生読本』(講談社)などがある。