豆乳鍋;健康にも美容にもいい豆乳鍋!そんな豆乳鍋を詳しく紹介します。是非、チャレンジしてください!

- プロフィール
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チョ・カムヨン
福井県小浜市出身。若狭おばま御食国(みけつくに)大使。東京農業大学短期大学部栄養学科卒業。同科助手を経て栄養士として働きながら韓国・朝鮮料理を紹介。花朗(ファラン)料理教室室長。著書に「家庭でつくる朝鮮料理」(評伝社)、「食べたい作りたい朝鮮料理」(NHK 出版)「作ってみたい韓国料理の本」(グラフ社)などがある。
韓国人も豆乳大好き、大豆食は昔から盛ん
私は豆乳が大好きで、料理にもよく使います。例えば「コンククス」。そうめんを豆乳でいただく料理で、韓国の夏の定番メニューです。キムチと一緒に食べるので、冷たい料理なのに体の中は温まります。お教室でも人気メニューの一つです。
韓国の大豆食の伝統は古く、実の大豆だけでなく、葉まで食べます。若葉も枯葉も立派な食材、大豆の味や香りがほのかにしておいしいものです。大豆葉を乳酸発酵させた「コンイッパリ」は、いわばお袋の味。これが入った味噌を使った焼肉は最高です。
豆乳は、飲むのはもちろん鍋料理に使います。豆腐やおからもよくいただきます。おからは野菜やスジと煮込んだ「ピジチゲ」という鍋料理がポピュラーで、淡白なおからもたっぷり食べられます。おからはアイスクリームにしてもおいしいですよ。
韓国風豆乳鍋は現代人にぴったり、キムチを入れて家でも気軽に
韓国料理に欠かせないのが、唐辛子とにんにくと生姜。これらが韓国流の美と健康の源だと思います。
子どもの頃は体が弱く病気がちだった私のために、元気になるよう母は特に気を使って料理を作ってくれました。今年68才ですが、よく年より若いと言われ、風邪もほとんどひかないほど丈夫になったのは、母の手作りの韓国料理のおかげと感謝しています。
鍋料理、つまり「チゲ」もよく作ってくれました。韓国には実にさまざまな鍋料理があります。「スンドュブチゲ」は、豆乳でつくる定番の鍋料理。豆乳をあみの塩辛がにがりのような働きでおぼろ豆腐のようにやわらかく固め、ここにアサリや野菜を入れていただきます。日本でいうお味噌汁に近いメニューで、家庭の定番チゲです。甘みのある豆乳とは味の相性も抜群です。料理にはうまみの出る古漬けの発酵キムチがよいでしょう。また、豆乳は肉や野菜などいろいろな食材の味をよくまとめます。いつもの鍋に豆乳とキムチを加えるだけで、よりおいしくてヘルシーな鍋料理になります。
今回ご紹介するのは紀文の「豆乳鍋の素」を使った「キムチ入り豆乳鍋」と伝統的な「豆乳チゲ」。どちらも野菜がたっぷり取れます。
韓国料理は古くからの知恵がつまった美の源
韓国料理は、忙しくて料理にかける時間がなく、野菜が不足しがちな現代に非常にマッチした食事で、味はもちろん、見た目にも気を使います。ナムルは黄色のもやし、赤色のぜんまい、緑色のほうれん草と三色が基本。五色、七色と増え、九色揃えば普通、最高とされます。色もきれいですが栄養面でもバランスがよいのは、中国の陰陽五行の影響もあると思います。昔の人の知恵ですね。
今回の豆乳鍋も彩り美しいでしょう。鍋料理は野菜とスープも一緒にいただける、手軽で栄養バランス抜群な料理。これに豆乳を加え、大豆の栄養をプラスすればいうことありません。
日韓文化交流、食の世界でも盛ん、伝えていきたい手作りの味
ヨン様すごい人気ですね。私もお教室の生徒さんも韓国ドラマの大ファン。一方、韓国では日本の食べものも人気です。例えばおでん。日本と同じ「ODEN」で通っています。韓国でも練り製品はいろいろあって、トッポッキと一緒に食べる屋台料理は、東大門市場や南大門市場などで人気です。両国の文化交流が進むのは、日本で生まれ育った私にとって嬉しいことです。
私は福井県、若狭地方の小浜に生まれ育ちました。ここは古来、宮廷へ食材等を供給した「御食国(みけつくに)」として知られる歴史ある土地で、カキやカニ、ふぐ、若狭ぐじ、甘がれいなど、海の幸が名産です。私は御食国大使として、小浜の食文化を次代に継承していこうという活動を応援しています。
日本と韓国は近いので、食材も料理法も似ていますが、味付けの感覚が異なります。日本料理では素材一つ一つの味を大切に、煮物を別々に煮たりしますが、韓国ではいろいろな素材の味を組み合わせます。ピビンバの“ピビン”は混ぜるという意味。韓国料理は、混ぜることで作り出される複雑な味わいを好むのです。
1988年のソウルオリンピックから、世界中の人がキムチを食べるようになりました。最近はみんながワールドワイドな食を楽しんでいますが、中でも身近なのは韓国料理ではないでしょうか。この冬、話題の豆乳鍋にトライする方も多いと思います。韓国風もぜひ試して、寒い冬を元気に過ごして下さい。
報道用資料 2004年発行「紀文鍋白書」より *インタビュー内の栄養成分の表記等は、各報道用資料発行当時の公表数値に基づきます。
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