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おせち料理大百科
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家族が喜ぶとっておきのおせち料理

お正月は家族が揃い、子供や孫たちの笑顔もおせち料理に集います。そんなお正月に欠かせない、おめでたいおせち料理の準備のポイントについて、料理研究家の渡辺あきこ先生にうかがいました。


▼お重詰めはお正月ならではの華やかさ
▼お気に入りのお皿を使ったお正月らしいおせちの盛り付け
▼渡辺あきこ先生のおすすめおせちレシピ

料理研究家 渡辺あきこ 先生

料理学校の講師を経て料理研究家に。和食を中心とする家庭料理を得意とし、基本を押さえて作りやすくアレンジしたレシピに定評がある。テレビ、雑誌をはじめ、ラジオや料理講習会など、多方面で活躍中。著書に『決定保存版!うまい鍋BEST100』(主婦と生活社)、『今日のごはんは?』(NHK出版)、共著に『お弁当のすすめ』(高橋書店)などがある。

渡辺あきこ先生


お重詰めはお正月ならではの華やかさ


元旦に、重箱のふたを開けた瞬間の家族の喜ぶ顔、私はそれがとても楽しみで、毎年お重詰めをしています。お重詰めは、何品もの料理をきれいに詰めるのが大変と敬遠されがちですが、基本にそって詰めていけば、誰でも美しく詰められます。お重詰めがあるだけで食卓がぐっと華やかになって、お正月気分がいっそう盛り上がるはずです。写真のお重詰めを参考に、ぜひチャレンジしてください。

お重詰めはお正月ならではの華やかさ

▲クリックすると拡大画像がご覧になれます。

お正月のお重詰めは三段重が多く、次のような料理を詰めるのが一般的です。
手作りの料理と市販品を上手に組み合わせて、家族の好みや人数に合わせて揃えると良いですね。
壱の重には、祝い肴や紅白蒲鉾、昆布巻、甘味の伊達巻、きんとんなどを彩りよく詰めます。
弐の重には、酢の物や焼き物、煮物などが入ります。
参の重には、季節の野菜の煮物を、彩りよく詰めます。


◆お重詰めの種類

お重の詰め方はいろいろありますが、上の写真では次のような詰め方をしています。

【壱の重】段詰め

【壱の重】段詰め

一番正統的な詰め方で、縦と横のラインを重箱の辺に平行に詰めると見栄えが良くなります。

それぞれの料理の間は、葉らんを使って仕切りをすると、引き締まった印象になり、味移りも妨げます。

【弐の重】枡形詰め

【弐の重】枡形詰め

祝いの席で使われる枡の形を模した詰め方で、重箱の中を斜めに区切って詰めます。

今回、真ん中の斜めの部分には、家族みんなが大好きな、手作り料理を詰めてみました。

【参の重】扇子型詰め

【参の重】扇子型詰め

扇のような曲線を描く詰め方で、素材の丸みを活かすと美しく仕上がります。

お重詰めのコツ

◆お重詰めのコツ

1 蒲鉾などのように詰めても形がくずれないものを先に詰める。
2 奥から手前に詰めていく。
3 味や香りが移らないように、仕切り(葉らんなど)や器を使う。
4 厚みのないものは重ねて盛り、全体の高さを揃える。
5 魚や海老などは、頭を左にする。


お気に入りのお皿を使ったお正月らしいおせちの盛り付け

少人数のご家庭や、お重を持っていない場合は、大きめのお皿を使ったおせち料理の盛り付けがおすすめです。

お気に入りのお皿を使ったお正月らしいおせちの盛り付け
丸いお皿に盛り付ける時は、お皿の3点に三角形を描くように盛り付けると、美しく仕上がります。

丸いお皿に盛り付ける時は、お皿の3点に三角形を描くように盛り付けると、美しく仕上がります。

シンプルな大皿でも、盛り付けのコツを覚えておくと、美しくまとまります。 写真では、料理や味、彩りのバランスを考えて3つのグループを作って盛り付けています。 ポイントは、(1)高さのあるものは奥に盛ります。(2)汁気のあるものは、お猪口など小さな器に入れる。(3)アクセントに葉らんなどの葉もので飾ると、華やかな印象に。
お気に入りの器を使って、お正月らしい素敵な盛り付けをしてくださいね。

おせち料理を演出する小物やあしらい、飾り切りのテクニックなどはおせち料理大事典をごらんください。

おせち料理大事典

渡辺あきこ先生のおすすめおせちレシピ

ボリューム満点の料理やさっぱりした箸やすめなど、手作りおせちの定番にしたい、おすすめのおせち料理をご紹介します。

五色なます

しゃきしゃきの根菜をたっぷりと。

えびの甘酢あえ

おもてなしにぴったり、お重に詰めても。

柔らか煮豚

肉の旨みたっぷり。お鍋ひとつで出来る。

簡単のし鶏

やさしい味と口当たり。お酒の肴にも。