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おせち料理大事典
おせち料理レシピ
おせちのあしらいと盛り付け

日本料理では、料理を盛り付けるときに、ちょっと乗せたり、敷いたり、添えたりするものを「あしらい」と言います。中でも、上に乗せるものを「天盛り」、下に敷くものを「かいしき」と言って、料理の見た目や味、香りなどを引き立ててくれます。ご紹介するのは「あしらい」ばかりではありませんが、ちょっとの工夫でおせち料理が見違えますので、ぜひチャレンジしてください。

結び三つ葉を雑煮に

切り三つ葉を2本ほどさっと湯に通すくらいにして、葉の下で結んだものを「結び三つ葉」と言います。丸く結び目を作るようにするとよいでしょう。「結ぶ」は「縁を結ぶ」など、縁起が良いこととされています。 雑煮は、地方色が豊かで、地域やご家庭ごとにも特徴があるもの。それぞれのご家庭のお雑煮は千差万別でしょうが、結び三つ葉を最後にちょっと乗せて、彩りとともにめでたさを加えてみませんか。

松葉ゆず

ゆずの皮を大きめに切ってから白い部分を除き、2p×1pくらいに切り、短いほうの両端から、互い違いに切り目を2本入れます。切った端と端を松葉のように組み合わせたものが「松葉ゆず」です。さわやかな香りのゆずを常緑で縁起のよい松に見立てています。ゆずの香りが合うなますに乗せて楽しんでみましょう。

糸かけきんとん

きんとんの餡を洋菓子のように盛り付けると、おしゃれでごちそう感もアップします。きんとんは栗を除き、餡が固ければシロップを少量入れて溶き、袋に入れて山高に盛りつけた栗きんとんにしぼりかけます。

南天

「難を転じて福となす」ということで、正月には南天の葉や実を使う習慣があります。
特に常緑の南天の葉は、おせち料理の中でも気の利いたワンポイントになってくれます。
きんとんなどに添えてもきれいです。

松葉

常緑樹の松は、昔から神聖な力があると大事にされています。料理にちょっと乗せたり、松葉を束ねて飾ったり、いろいろな使い方ができますが、ここでは、松葉に黒豆をさしてかわいらしい盛り付けにしました。黒豆にはあらかじめ楊枝などで穴をあけ、松葉に通しましょう。

ちょろぎ

変わった形をしていますが、しそ科の多年草の塊茎(かいけい)です。「長老喜」、「千代老木」と書かれ、赤く酢漬けにしたものが正月に食べられます。黒々とつややかな黒豆と真っ赤なちょろぎの組み合わせは、いかにも正月らしいです。