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堀知佐子さんの千住ねぎとはんぺんのすき煮のレシピ

堀知佐子さんの千住ねぎとはんぺんのすき煮

東京都の地元野菜を使いました。

  • 調理時間:10分
  • エネルギー:224kcal
  • 塩分:3.6 g

材料(2人分)

  • 千住ねぎ

    1本

  • はんぺん(大判)

    1枚

  • 糸こんにゃく

    100g

  • 豚もも肉スライス

    160g

  • 2個

  • だし汁

    600cc

  • 薄口しょうゆ

    60cc

  • みりん

    60cc

作り方

  1. 1ねぎは1cm位のそぎ切り、はんぺんは一口大に切る。糸こんにゃくはゆでこぼし、食べ易い大きさに切る。
  2. 2鍋にはんぺん以外の材料を入れ火にかける。
  3. 3豚肉に8割方火が入れば、はんぺんと卵を割り入れ火を止める。

千住ネギ(ユリ科ネギ属)とは…

千住ネギ群の発祥の地のひとつは、現在の東京都江東区砂町で、大坂城(現在は大阪城)の落城の際、落人が関西から持参したネギであると伝えられている。ネギは斜めに植え、その形から熊手ネギと呼んでいた。栽培地は、その後葛飾区金町方面に移った。ここでは直立に植え、土寄せして白根を長くする栽培が行われるようになった。これが埼玉県の「深谷ネギ」へと発展した。また、埼玉県草加市方面でも、葉の濃い緑色の品種を栽培していた。これらの交雑などで関東地方独特の白根の長いネギが生まれた。それらは千住市場を経て東京へ入ったことから千住ネギと呼ばれるようになった。
千住ネギ群には「越谷黒一本太ネギ」「千住合黒ネギ」「吉蔵(よしくら)」「金長(きんちょう)」「長悦(ちょうえつ)」などがある。関東地方では白根の部分を利用することが多い。
生食では薬味、加熱料理では炭火焼、すき焼きなどの具、味噌汁の具など、利用範囲は広い。

野菜の解説:鎌倉女子大学名誉教授 成瀬 宇平

はんぺん 東京

ワンポイント

はんぺんは最後に入れて余熱で火を通しましょう。
糸こんにゃくは水からゆで2~3分沸騰させると、味がしみこみやすくなります。
「地元野菜とはんぺんレシピ」より

このレシピに使用した商品