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堀知佐子さんの赤万願寺唐辛子のはんぺん射込みのレシピ

堀知佐子さんの赤万願寺唐辛子のはんぺん射込み

京都府の地元野菜を使いました。

  • 調理時間:10分
  • エネルギー:109kcal
  • 塩分:0.8 g

材料(2人分)

  • 赤万願寺唐辛子

    2本

  • はんぺん(大判)

    1枚

  • 白ごま

    少々

  • サラダ油

    少々

  • しょうゆ

    少々

作り方

  1. 1赤万願寺唐辛子に縦に切り込みをいれ、つぶしてごまを入れたはんぺんをつめる。
  2. 21をサラダ油をひいたフライパンでじっくりと弱火で焼く。
  3. 3器に盛り、表面に適量のしょうゆをぬる。

万願寺唐辛子(ナス科トウガラシ属)とは…

伏見トウガラシよりひと回り大きく、長さ15cm、重さ15gほど。ピーマン並みに肉厚で、種は少なく、やわらかくて甘みがある。焼きとうや天ぷら、煮物などに用いられる。大正時代末期、京都府舞鶴市万願寺で誕生したとされるが、伏見トウガラシとピーマンの一種のカリフォルニア・ワンダーが交雑してできたと考えられる。
栽培環境により激しい辛みを伴うものがあるが、辛みの出にくい新品種も育成されている。
伏見トウガラシや田中トウガラシのような伝統野菜に比べると、栽培の歴史が浅いので京の伝統野菜には入れず,伝統野菜に準ずる野菜となっている。栽培は、近年までは本種が生まれ育った万願寺地域とその近辺に限られ、流通も舞鶴市内域に留まっていた。京都府の伝統野菜振興策とも対応し、その優れた食味のよさが広く知られるようになった。
昭和50年代の後半から舞鶴市の伝統的地域特産野菜の一つとして京都市場、関東方面への流通を拡大している。

野菜の解説:鎌倉女子大学名誉教授 成瀬 宇平

はんぺん 京都

ワンポイント

つぶしたはんぺんはきっちりと万願寺唐辛子に詰めることで、食感の違いがより楽しめます。
弱火でじっくり焼くことで、万願寺唐辛子も焦げずはんぺんもふわふわになります。
「地元野菜とはんぺんレシピ」より

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