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堀知佐子さんの黒皮南瓜(くろかわかぼちゃ)のはんぺんフランのレシピ

堀知佐子さんの黒皮南瓜(くろかわかぼちゃ)のはんぺんフラン

宮崎県の地元野菜を使いました。

  • 調理時間:15分
  • エネルギー:109kcal
  • 塩分:1.3 g

材料(2人分)

  • 黒皮南瓜(くろかわかぼちゃ)

    1/8個

  • はんぺん(大判)

    1枚

  • 2個

  • おろし生姜

    10g

  • だし汁

    300cc

  • しょうゆ

    15cc

作り方

  1. 1黒皮南瓜(くろかわかぼちゃ)をくし形に切り、レンジにかけ柔らかくしておく。
  2. 2はんぺんと卵をミキサーにかけ、だし汁・しょうゆを合わせる。
  3. 3器に黒皮南瓜と2を入れ蒸し器で20分ほど蒸す。
  4. 4おろし生姜を添える。

カボチャ/黒皮南瓜(くろかわかぼちゃ)(ウリ科カボチャ属)とは…

黒皮南瓜(別名は日向カボチャ)は、宮崎県を代表する特産野菜として全国的に名が知られている。現在では、宮崎県における日本カボチャの黒皮品種の総称であることから「黒皮カボチャ」の名がある。
果皮は黒緑色で縦溝があり、果面にコブがあるのが特長である。現在は、洋種カボチャの生産に押され、本種の生産農家は激減している。美味しいものへのこだわりから、宮崎市を中心に本種の栽培の伝統を守っている農家もいる。本種の宮崎県への導入は、傾斜地利用のキュウリの栽培と同時に、わずかに本種の栽培が行われたことが栽培の発端であるといわれている。大正2年頃から商品価値を高めるための栽培を試み、昭和2年には日向名産として大阪へ空輸している。その後、千葉県の「千葉黒皮」や「富津黒皮」などとの交配を重ね、「宮崎早生1号」「宮崎早生2号」などを経て、日向カボチャの代表品種の「宮崎早生1号」が誕生した。
収穫時期は露地もので10月~11月、促成栽培ものは12月~6月である。日本料理の煮物に適し、煮崩れがなく、完熟果肉したものはきめ細かく、粘質がある。郷土料理に、日向カボチャの炊き込みご飯がある。

野菜の解説:鎌倉女子大学名誉教授 成瀬 宇平

はんぺん 宮崎 島根

ワンポイント

黒皮南瓜は実が詰まっているので下ごしらえが必要です。ゆでる、レンジにかけるなど一度火を通してから調味しましょう。
黒皮南瓜は、粘度が高い南瓜です。しっとりした食感が特長なので、含ませ煮などにも合います。
※フランとは、プリンに近い料理で型に牛乳や卵をベースにしたものと野菜などを入れて、蒸したものをさす。
「地元野菜とはんぺんレシピ」より

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