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紀文の季節;鍋、おでん、豆乳鍋の知識を満載

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豆乳鍋;健康にも美容にもいい豆乳鍋!そんな豆乳鍋を詳しく紹介します。是非、チャレンジしてください!

滋味豊かな和のスタイルの豆乳鍋

プロフィール

久保香菜子先生久保香菜子(くぼ・かなこ)

京都育ち、高校生の頃から京料理の割烹で料理を学ぶ。同志社大学卒業後、辻調理師専門学校へ。調理師免許、ふぐ調理免許も持つ。「きちんと和食を作りたい」「煮物大好き」(文化出版局)、「和のごはんいまどきスタイル」(講談社)など著書多数。

うまみのある豆乳、鍋をはじめいろいろな料理に上手に使って

日本人にとって馴染み深い豆腐や味噌などの原料である豆乳は、それ自体に滋味豊かなうまみがあります。京都では、大豆からできた油揚げや厚揚げは家庭のおかずの基本。いつも冷蔵庫に常備しています。最近ではみなさんあまりなさらないようですが、大豆も水から戻してよく料理に使います。この戻し汁は、立派な精進だしになるほど、うまみがあります。ですから、大豆をまるごと絞った豆乳は、うまみたっぷり。だしをひく手間をかけずにさまざまな料理に使えます。夏ならそうめんのつけ汁がわりに、または冷汁にもよいでしょう。

今回は和の食材の酒粕を使った豆乳粕鍋と、味噌を使った味噌風味の豆乳鍋を作りました。酒粕は京都ではポピュラーな食材で、新物が出る10 月頃から、粕汁、粕煮、粕漬などさまざまな料理に使います。身体が芯から温まる冬の食材です。

一方、味噌は、まろやかな味わいの豆乳と合わせるとお互いのおいしさを引き立てるので、豆乳鍋とは好相性です。豆乳と味噌をベースに、カキと白菜を主な具材にして、味も見た目もちょっとおしゃれなすき煮風に仕上げました。赤身の肉や魚を除けばたいていの食材は合うと思います。旬の野菜や好みの具材を入れて気軽に豆乳の鍋を作って下さい。

ベースを変えて飽きずにいただく久保流・鍋料理

私は同じ鍋料理をずっと食べ続けるのはちょっと苦手なので、途中でベースとなるだしの味をがらりと変えることがあります。例えば、シンプルな昆布・かつおだしで寒ぶりのしゃぶしゃぶをいただいた後、ゆるくした酒粕と下ゆでした野菜を入れて、粕鍋にします。具材も少しずつ違うものがあるとより楽しめると思います。ベースが変わるだけでも新鮮なおいしさになり、舌も喜びます。

家庭の鍋料理はワンパターンになりがちという悩みを聞きますが、味噌やキムチなど手近な食材でスープの味に変化をつけると、いつもと違った味わいを手軽に楽しめるのではないでしょうか。

報道用資料 2004年発行「紀文鍋白書」より
*インタビュー内の栄養成分の表記等は、各報道用資料発行当時の公表数値に基づきます。

豆乳鍋のい・ろ・は